なし 金返せ ★ 一回聞けば必要なし ★★ まあこんなもの ★★★ なかなかいいじゃない ★★★★ これは素晴らしい ★★★★★ こんな音楽に出会えて神に感謝!
| ジャンル/年 | 演奏者 | アルバム名 | 個人的評価 | 感想 |
| JAZZ 1997 | EDDIE HIGGINS(P) TORIO | 魅せられし心 | ★★★★ | あり |
| BLACK & POPOS 2000 | D'ANGELO | VOODOO | ★★★ | あり |
| JAZZ 2000 | PAT METHENY (G) | TRIO 99⇒00 | ★★★半分 | あり |
| ROCK 2000 | STEELY DAN | TWO AGAINST NATURE | ★★★★半分 | あり |
JAZZ 1997 |
EDDIE HIGGINS(P) TORIO |
魅せられし心 |
★★★★ |
こんな素晴らしいジャズピアニストがまだいたんですねえ。とてもリリカル、なんかエヴァンスをすこし思わせるジェントルな演奏。それでありながら気持ちの良い、いい意味での軽さがあります。これはリラックスできます。決して前衛的でもなく新しいジャズというわけでもない、スタンダードな演奏なんですけれど古臭さが無いお洒落なスタイルなんですね。ですからBGM的に聞いても楽しい。そうジャズって決して難しいものじゃなくて楽しいものなんだって思えるピアノトリオなんです。ぜひジャズに手が出なかった人にも聞いてもらいたいアルバム。とにかくムーディで洒落ています。
BLACK & POPS 2000 |
D'ANGELO |
VOODOO |
★★★ |
ディアンジェロの新作。なるほどブラックの最先端といったアルバム。今の音がここにあります。あとは好みの問題。出来はいいですが、全体を通して聞くと僕にはちょっと単調かなあ。最高にかっこいいグルーブもあるんですが、前作の方が僕にはぐっときました。でもこの独特のグルーブはもっと聞きこむと病み付きになるかも。
JAZZ 2000 |
PAT METHENY (G) |
TRIO 99⇒00 |
★★★半分 |
メセニーの新作はギタートリオ。コルトレーンのジャイアントステップスなどをやってます。まあ、ヒギンズに比べこっちは先端のジャズを展開しておりまして、徹底的にインプロビゼーションで勝負。メセニーのグループとは違うもう一つの面がでております。素晴らしいのですが、ちょっと単調な感じもします。わりとどの曲聴いてもアプローチがいっしょというか、まあジャズエレキギターという楽器がどうしてもトリオできくと、音のダイナミックスが伝わりにくいせいなのか、一本調子な感じが僕にはしました。もちろんメセニーファンだからこそ辛口なんで、そうとう高い水準の演奏ではあります。つまりあるトリオでのセッションの記録といった感じで、ひねりや作為的なところは全く無いアルバムです。まあ、ジャズとは本来そういうものなのでしょうけれどメセニーにはそれ以上を期待してしまうのでしょう。
ROCK 2000 |
STEELY DAN |
TWO AGAINST NATURE |
★★★★半分 |
ついに待ちに待ったアルバムがでました。そう高校生の時から待っていたのですから20年ということになります。前作「ガウチョ」からですから奇蹟のようです。実際前回のライブツアーがはじまるまでは2度とスティーリーダンとしてはアルバムがでるとは思っていなかったですし、ウォルターベッカーとドナルドフェイゲン二人のユニットとしてのスティーリーダンというのは80年代で封印されたものと考えていました。ドナルドフェイゲンはソロアルバムを2作出してますが、一作目がでてから10数年経ってから二作目が出たぐらいでほんとうにスティ−リーダンが新作を出したのかいまだに信じられません。しかもまたもやワールドツアーをやり、日本にも来る!どうなっているのでしょうか。
というわけで僕にとっては相当の思い入れがあり、この★の数はその分がかなり入っております。でも久しぶりのアルバム期待を裏切ることなくあの頃のフェイゲン節が随所にでてきて、しかも相変わらず凝りにこったサウンド。脱帽です。徹底的に作りこんでいる音。このセンスとハイクオリティで緻密なアレンジは僕にとってはたまらないものなのです。本当は★5つでもいいのですが、半分削ったのはあまりにも変らないサウンドだったため。変っていない安心感はありましたけれどできれば、びっくりさせてもほしかったかな。でも十分今の音にもなっています。けっしてアナクロなロックというわけでもありません。それはつまり、彼らの音楽は70年代後半から80年代前半にすでに現代の音になっていたとも言えると思います。実際ガウチョもフェイゲンの「ナイトフライ」も今聞いてもまったく古臭くないと思います。あの当時なんでこんなアレンジと曲ができるのか不思議なぐらい斬新に思えましたが今やっと時代がそこに追いついたのかもしれません。ですから10代20代の人にもこういうセンスをぜひ聞いてもらいたいと思います。
Monday, March 27, 2000 12:18:06 AM