今月買ったCD
FEB/2000

なし 金返せ ★ 一回聞けば必要なし ★★ まあこんなもの ★★★ なかなかいいじゃない ★★★★ これは素晴らしい ★★★★★ こんな音楽に出会えて神に感謝! 

ジャンル/年 演奏者 アルバム名 個人的評価 感想
JAZZ 1999 KEIKO LEE DAY DREMING ★★★ あり
CLASSIC 1999 MISCHA MAISKY(cello) BACH 6CELLO-SUITEN BWV1007-1012 ★★★★ あり


JAZZ

KEIKO LEE

DAY DREMING

★★★

今日本のジャズシンガーのなかで注目されているケイコリーを買ってきました。去年のスイングジャーナルのディスク大賞(ボーカル国内部門)なんでしたっけこのCD。確かに前評の通り巧い歌手だなあと思いました。でも、先月綾戸千絵を聞いてしまって以来どうもねえ。綾戸さんから受けるようなソウルがあんまり僕には感じられない。確かにケイコリーの方が正統的ジャズシンガーだと思います。ムーディーで声にも深みがある。でもやっぱり借り物の匂いがするんだよなあ。ジャズが(日本のジャズ全体に言えることなのかもしれないですが)肌身にしっくりと染みこんでいて歌っているという感じがしない。綾戸さんは完全にジャズが(英語も)血や皮膚に染みこんでいる。だからこそ独自のぞくっとする世界があるように思います。いや、ケイコリーってものすごくいい歌手なんだと思いますよ。でもそれは日本の狭いジャズ界の中で、のこと。ジャンルを超えた説得力というか力というものは感じられないのです。まあ、このあたりは好き好きなんで、あくまでも僕個人の意見ということですが。でもちょと疑問なのは、去年のスイングジャーナルのディスク大賞がケイコリーということ。やっぱり保守的なのかなあ、日本のジャズ界。まあ僕は綾戸派なんで。

CLASSIC

MISCHA MAISKY(cello)

BACH 6CELLO-SUITEN BWV1007-1012

★★★★

こういうバッハもありなんだなということがわかりました。とにかく流麗、旋律重視、ロマンティック。なるほどこんなにも躍動感があって活き活きとしたバッハは初めて聞きました。この曲はロストロボーヴィッチの精神性の高い全集が愛聴盤なのですが、それとは対極にある演奏と言えましょう。じつにのびのびとした明るいバッハなのです。たしかにこの曲は精神性を表現するのに適した曲なのですが、マイスキーはそういうアプローチではなくもっと人間臭いバッハを表現しようとしているようです。ロストロとマイスキーどっちが好きかといえば、やはり凄みのあるロストロなんですが、でもマイスキーも魅力的だと思います。普段聞くにはロストロはかなり重い。でもこのマイスキーならBGMでもいいですね。もちろん軽薄というわけではなく格調高く演奏され、美しいチェロの音は他の追従を許さないといったところでしょうか。ロマンティックでビューティフル、こんなバッハもいいもんです。

Wednesday, February 09, 2000 1:01:46 PM